インバウンド故郷紀行in 佐賀〔前編〕
みなさん、こんにちは。
毎週水曜日更新のブログ。
今回は、故郷紀行と題して、
九州佐賀の唐津への旅のレポートをします。
7月24日から27日まで、
わが故郷、
「第三回おもてなしセミナーinからつ」
の基調講演とシンポジウムの
ファシリテーターを仰せつかり、
勇躍して、唐津に向かいました。
今回は、なんと初顔合わせとなる、
日本文化研究家、
アレックス・カー氏とのコラボレーション。
同氏は、たくさんの
日本文化・景観に関する著作を
書いていらっしゃいます。
興味ある方は、↓アマゾンで!!
もうずいぶん前から、
アレックス・カーさんの
大ファンだった私にとって、
同氏とセミナーをご一緒できるのは、
至上の喜び。憧れの人と会う感じ!
わくわくドキドキ。
正直にいうと、どんなキャラの方か、
著作だけではわからないので、
お会いするまでは、
ちょっとナーバスになっていました。
ところが、セミナー当日の25日、朝、
「洋々閣(ようようかく)」という今回連泊した、
唐津の名旅館でワゴンに乗り組むところから、
すぐに打ち解けて、とっても気さくなお人柄。
著作は、かなりアグレッシブな内容なのに、
実際にお会いしてみると、
まるで少年のような澄んだ瞳の素敵な、
芸術と歴史をこよなく愛する文化人。
すぐに打ち解けることができました。
価値観を共有する人と過ごす時間は
かけがえのないものです!
「洋々閣」
▼http://www.yoyokaku.com/sub5.htm
素晴らしいお宿です。
明治中期に創られたこの建物群自体がすでに、
重要文化財レベルの宿です。
インバウンドをすでに
何十年も前から受け入れてきた名旅館です。
唐津に行く際は、
ぜひお泊りいただきたいですね!
さて私たち二人は、
きめ細かいご調整のおかげで、
限られた午前中のうちに、
第14代中里太郎衛門さんの工房で絵付け体験、
そのあと、国指定重要文化財「旧高取邸」を視察。
石炭王の
高取(たかとり)伊好(これよし)さんが
建てた大邸宅。
▼http://www.miyajima-soy.co.jp/kyoka/shaze15/shaze15.htm
明治時代に建てられたこのお屋敷は、
当時の最高峰の匠の技の結晶。
高取翁は、ご自身が能を舞うほどの文化人。
素晴らしい能舞台まで設えられていました。
高取邸視察後は、
さらに唐津の名滝「見返りの滝」にまで
お連れいただきました。
唐津は、歴史文化の集積に加え、
虹ノ松原やこの見返りの滝などの美しい自然、
呼子のイカの活き作りなど
枚挙にいとまがないほどの
素晴らしいコンテンツがあるものの、
まだまだ世界には知られていません。
↑唐津城の夕景。
ため息が出るほど美しい!
いわんや、国内においてさえ、
まだ知らない方が多いのも事実です。
佐賀県人のはしくれとして、
佐賀の唐津の魅力発信に尽力したいと、
今回改めて決意しました!
さて、
今回の旅のメインディッシュである
「おもてなしセミナー」での
アレックスさんをはじめ、
坂井俊之唐津市長、
次回じっくりご報告します。
セミナー会場の楽屋にて。
談論風発、本当に楽しい“楽屋”となりました!
次回〔インバウンド故郷紀行in唐津後編〕は
8月3日水曜日にお届けします!
ご期待くださいませ!
〔後編へ〕