佐賀県 鹿島地方視察レポート
みなさんこんにちは!
毎週水曜日の、中村好明の「観光立国見聞録」。
先週は「観光立国フォーラム2016 Vol.3 in Tokyo」開催のため
お休みさせて頂きました。
今週は、我が故郷、佐賀県は鹿島(かしま)についてのレポートをお届け致します!
祐徳稲荷(ゆうとくいなり)神社!
鎮西日光とも言われる豪華な社殿が特徴的な神社で、
九州では大宰府に次ぐ、2番目に参拝客が訪れる、日本三大稲荷の一つです。
(※日本三大稲荷については諸説あります。)
境内では外国人の方も楽しめるよう、
英語、中国語、韓国語などに加え、タイ語のおみくじも用意され、
世界中から多くの人が訪れていました。
特にタイからのお客様に人気が高く、実際権宮司を務める
鍋島朝寿(なべしまともひさ)氏
に、詳しくこれまでの取り組みなどについてもご案内頂きました。
たとえば絵馬は、古来神仏に願い事を書いて奉納するものですが、
今やこの写真にあるとおり、タイ語の奉納絵馬がたくさんありました!
タイは仏教国。死語の来世の事は、仏様に祈る訳ですが、
現世のご利益を祈る場があまりないとのこと。
稲荷神社は、まさに現世利益の神様ということで今やタイの人々に大人気とのこと。
なるほど!!
私が小さい頃は、町で外国人を見掛けた事がありませんでしたが、
今回、我が故郷に訪れる外国人の多さを目にし、大変驚きました。
世界から注目されるようになったのは
決して偶然ではなく、永年大変な努力をされてきた賜物だったのですね!
続いて私たちは、浜宿に移動。
ここは、江戸時代から続く漁師町、商人町、宿場町が
そのままの姿で残っています。
宿場町にはたくさんの造り酒屋が今も残っており、
まるで、昔の時代にタイムスリップしたような感覚を味わえます。
我が故郷ながら、浜宿への訪問は今回が初めてで、
「これをこれからの郷土の観光立国への道に活かさない手はない!」
と、改めて、貴重な資源のありがたさに気付かされました。
それでは、本日はここまで!
来週は1週間、シンガポールでITB Asiaに参加いたします!!
次回の投稿をお楽しみに!